最高勝率を巡って最終戦でドラマ 阪神大竹が逆転権利も…劇的サヨナラでDeNA東が2冠

阪神・大竹耕太郎【写真:荒川祐史】
阪神・大竹耕太郎【写真:荒川祐史】

阪神は劇的なサヨナラ負けを喫し、大竹の13勝目が消滅した

 最高勝率を巡って最終戦でドラマが生まれた。レギュラーシーズンの最終戦に、タイトルを争うDeNAの東克樹投手と阪神の大竹耕太郎投手が先発。先に試合を終えた東に黒星がつき、勝ち投手の権利を持った大竹の逆転受賞かと思われたが……。阪神は劇的なサヨナラ負けを喫し、東が最多勝との2冠になった。

 東は、勝てば2位確定でクライマックスシリーズ(CS)の本拠地開催の権利を得られる一戦に先発。8回1失点の力投だったが、味方打線が沈黙し、0-1で完投ながら黒星を喫した。一方の大竹は5回3失点も、味方打線が6回に1点を勝ち越して勝利投手の権利を得た。

 この時点で東は16勝3敗の勝率.842。大竹は対象となる13勝(2敗)に乗り、勝率.867で上回るはずだった。しかし、阪神は1点リードの9回、守護神の岩崎が、1死一、三塁から内山に同点の左前適時打を浴びると、続く山田の中犠飛でサヨナラ負け。大竹は12勝で、対象となる13勝に届かなかった。

(Full-Count編集部)

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