242億円契約も「これ以上ない酷さ」 試合態度も物議…期待外れのヤ軍左腕にNY紙辛辣
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ロドンはヤ軍1年目の今季、3勝8敗、防御率6.85に終わった
ヤンキースのカルロス・ロドン投手は、ジャイアンツから移籍1年目の今季、思うような成績を残せなかった。ニューヨーク紙「デイリー・ニュース」のヤンキース番、ゲーリー・フィリップス記者は「残酷な1年を過ごし、望まれていない王冠に相応しい選手もいる」とし、ロドンの名前をあげた。
ヤンキースは昨オフ、ロドンと6年1億6200万ドル(約242億円)の超大型契約を結んだが、期待を裏切られる形となった。移籍1年目の今季は14登板で3勝8敗、防御率6.85だった。2021年に13勝5敗で防御率2.37、2022年は14勝8敗で防御率2.88をマークし、2年連続で球宴に選出。今季はエースのゲリット・コール投手に次ぐ先発2番手としての活躍が期待されていた。
フィリップス記者はチーム内のサイ・ヤング賞にコールを選出する一方、チーム内で最悪の投手の枠としてロドンに言及。「ルイス・セベリーノも酷かったが、ロドンのピンストライプでのデビューシーズンは、これ以上ない酷さだった」と指摘する。
さらに、7月19日(日本時間20日)のエンゼルス戦で思うような投球ができず、苛立ちのあまりスタンドの声に反応して投げキッスをして物議を醸したことにも触れた。「ヤンキースはそんなことのために1億6200万ドルを彼に与えたわけではない」と苦言を呈した。
(Full-Count編集部)
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