山本由伸、史上初の3年連続「投手4冠」 防御率1.21はパ歴代2位…個人タイトル確定

オリックス・山本由伸【写真:竹村岳】
オリックス・山本由伸【写真:竹村岳】

ロッテのペルドモが最優秀中継ぎ、楽天の松井裕樹が最多セーブに輝いた

 オリックスの山本由伸投手が、史上初となる3年連続の「投手4冠」に輝いた。パ・リーグは10日、楽天モバイルパークで行われた楽天-ロッテの一戦で、レギュラーシーズンの全日程を終了。山本の最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振の4つのタイトルが確定した。

 山本は今季23試合に先発登板し、16勝6敗、防御率1.21、169奪三振、勝率.727をマークした。また、防御率1.21は、1956年に稲尾和久(西鉄)が記録した防御率1.06に続く、パ・リーグ歴代2位。2013年に24勝0敗をマークした田中将大(楽天)の、防御率1.27をも上回る数字だ。

 その他の投手タイトルは、ロッテのルイス・ペルドモ投手が、42ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手。楽天の松井裕樹投手は、自己最多39セーブで、2年連続3度目となる最多セーブに輝いた。

【表】本塁打王は史上初&63年ぶり珍事 パ・リーグの個人タイトル一覧

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