5球団が戦力外2桁の“大胆整理” 最下位2球団が最少…第1次通告期間終了で見える思惑

ロッテ・福田秀平、楽天・西川遥輝、巨人・中島宏之、DeNA・田中健二朗(左から)【写真:荒川祐史、小林靖】
ロッテ・福田秀平、楽天・西川遥輝、巨人・中島宏之、DeNA・田中健二朗(左から)【写真:荒川祐史、小林靖】

西武、巨人、楽天、ロッテ、DeNAの5球団が、2桁人数の戦力外を通告した

 プロ野球の第1次戦力外通告期間が13日に終わる。ここまで12球団の計99選手が通告を受けたが、5球団が10人以上とドラフト会議前の早い段階から大胆な戦力整理が断行されている。ここでは各球団の戦力外の人数を整理する。

 最多は西武の16人で、2017年ドラフト1位で育成の齊藤大将投手や森脇亮介投手らが発表された。公文克彦投手は現役引退を決断している。巨人は13日に中島宏之内野手ら7選手に通告。5日にも6選手に伝えており、計13人となった。

 楽天も13日、炭谷銀仁朗捕手に来季の選手契約を結ばないと通達。11日に発表された西川遥輝外野手、塩見貴洋投手らと合わせて12人になった。福田秀平外野手ら10人のロッテ、田中健二朗投手ら10人のDeNAも戦力整理に踏み切った。

 一方、意外にも少なかったのは、両リーグの最下位だった日本ハムと中日だ。日本ハムは井口和朋投手と育成の姫野優也投手。中日は岡野祐一郎投手、伊藤康祐外野手、育成の松田亘哲投手の他に、外国人2選手の退団を発表している。

 第1次通告期間では、昨年の55選手を大きく上回る99選手に戦力外が伝えられた。第2次は、CS終了翌日から日本シリーズ終了翌日まで(移動を伴うチームは翌々日まで)。この間にドラフト会議もあり、今回とは違った動きを見せそうだ。

(Full-Count編集部)

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