ソフトバンク、ファイナルS進出へタイに戻す 柳田が決勝打、有原6回1失点好投

勝利し抱き合うソフトバンクのロベルト・オスナ(左)と甲斐拓也【写真:荒川祐史】
勝利し抱き合うソフトバンクのロベルト・オスナ(左)と甲斐拓也【写真:荒川祐史】

有原は6回を72球で投げ抜く好投で1勝1敗のタイに

■ソフトバンク 3ー1 ロッテ(15日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクが15日、ファイナルステージ進出に逆王手をかけた。敵地ZOZOマリンスタジアムで行われた「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージのロッテ戦に3-1で勝利。有原航平投手が6回1失点の好投を見せ、1勝1敗としてファーストステージ突破の可能性を残した。

 初回、1死から川瀬が中前安打で出塁すると、2死二塁から近藤が左前適時打を放って先制に成功。その裏に有原が同点に追いつかれたものの、3回に三森が右翼線への二塁打で塁に出ると、柳田が左翼線へとポトリと落ちる適時打を放って勝ち越しに成功。さらに中村晃にも適時打が出て、この回2点を奪ってリードを広げた。

 先発の有原は初回にポランコの犠飛で1点を奪われたものの、2回以降は変化球を丁寧に投げ分けて6回まで5安打1失点と好投。わずか72球でリリーフ陣にバトンを託すと、7回は藤井、8回は松本、9回は守護神のオスナと勝利の方程式で繋いでリードを守り抜いた。初戦を落として後のなくなっていたソフトバンクだが、崖っぷちで踏みとどまり、ファイナル進出の可能性を残した。

(Full-Count編集部)

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