前田健太に30億円QOは「提示されない」 ツインズと再契約なら短期…地元紙は残留に否定的

ツインズ・前田健太【写真:ロイター】
ツインズ・前田健太【写真:ロイター】

地元紙「契約相手はツインズではないだろう」

 ツインズの前田健太投手が今オフ、FAになる。2015年オフにポスティングシステムを利用し、広島からドジャースに移籍した際の8年契約が終了。注目の去就について、地元紙「スター・トリビューン」のフィル・ミラー記者は「ツインズではないだろう」と予測した。

 前田が結んでいた8年契約は基本給が2400万ドル(約35億9000万円)。出来高で5173万7000ドル(約77億3800万円)を勝ち取った。記事はまず、右肘手術から復帰した前田の今季に言及。「徐々に新しい肘を信頼するようになった。9月には防御率2.81を記録」と右肩上がりだったことを指摘し、「次の契約は、出来高重視にはならないだろう。契約相手もツインズではないだろう」と伝えた。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は前田はクオリファイング・オファー(QO)を提示されないだろうと推測。今年のクオリファイング・オファー(QO)の金額は2050万ドル(約30億6600万円)付近になる見込みとされている。一方で、ツインズは短期での再契約に「興味を持っているということもあり得る」ともしている。

 また、デレック・ファルビー編成本部長の話として、前田と再契約するかどうかは別として、ローテーション強化の助けになる投手の獲得を目指す可能性が高いとも伝えている。

(Full-Count編集部)

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