バウアーの米復帰は「見当がつかない」 日本で無類の実力示すも…気になる去就
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米メディアが契約終了のDeNAトレバー・バウアーの動向に着目
DeNAは15日、セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦で広島に連敗を喫し、2023年シーズンが終了した。気になるのが1年契約が終了したトレバー・バウアー投手の去就だ。米国メディアもサイ・ヤング賞投手の行方に着目しているが、その動向については「見当がつかない」としている。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」のケリー・ミラー氏が、11日(日本時間12日)に公開した記事の中で、今オフFAとなる先発投手を格付け。トップ10以外の「注目すべきFA」の項目で右腕を取り上げた。
バウアーは今季、19試合に登板し10勝4敗、防御率2.76とチームの3位Aクラス入りに貢献しており、「この32歳の元サイ・ヤング賞投手は日本で好投した」と評価。しかし来季契約については、今季途中にDV容疑で逮捕されて再びメジャーで登板できるかどうかについて明らかになっていないフリオ・ウリアス投手と同様に、性的暴行の疑いがかかっていたバウアーと「契約することに(メジャー各球団が)前向きになるかは、見当がつかない」と、不透明な状況にあることを示唆した。
ちなみに、同ランキングの上位3人を紹介すると、3位がアーロン・ノラ投手(フィリーズ)、2位がブレイク・スネル投手(パドレス)、そして1位は山本由伸投手(オリックス)だった。山本については、「カーブは馬鹿げている。テーブルから落ちるかのような動きをし、いつの日か(左投げの)クレイトン・カーショーのように有資格初年度での殿堂入りを可能にさせる、右投げ版のようなボールを投げる」と綴っている。
(Full-Count編集部)
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