阪神が注意すべき広島“ロマン砲” 漂う覚醒の予感…チームトップの衝撃数値「146」

広島・末包昇大【写真:荒川祐史】
広島・末包昇大【写真:荒川祐史】

広島・末包はCS第2戦で代打弾…今季得点圏打率&長打率でチームトップ

 広島の2年目、末包昇大外野手が15日、DeNAとのセ・リーグ「クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ」第2戦で6回に特大の代打アーチ。勝利に貢献した。2年目27歳は今季11本塁打をマーク。セイバーメトリクスの指標でも高い数値を記録している。

 1点リードの6回、代打で登場した末包が今永のチェンジアップを捉え、左翼席上段に運んだ。188センチ、112キロの巨漢が放った豪快アーチ。新井貴浩監督も派手なガッツポーズで喜びを表した。

 昨年は31試合で2本塁打だったが、今年は65試合で打率.273(139打数38安打)、11本塁打。持ち前の長打力をプロの世界でも発揮しつつある。打席数はまだ少ない(146打席)が得点圏打率.361、長打率.554はチームの野手でトップの数字だ。

 セイバーメトリクスの観点から分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、選手の得点創出力を示す指標「wRC+」で、末包はチームトップの146を記録している。平均的な打者が「100」で、末包は1.46倍の効率で得点を生産する打者ということになる。

 18日から始まる阪神とのファイナルステージでも貴重な戦力となりそうだ。今季の対戦成績は打率.429(21打数9安打)、1本塁打、OPS1.074と相性が良い。日本シリーズ進出へ、“ロマン砲”が大きなカギを握るかもしれない。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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