WBCの日本戦は「忘れられない体験」 ロス五輪で野球復活…米国代表団の熱い思い

日本代表と米国代表が熱戦を繰り広げたWBC決勝戦【写真:Getty Images】
日本代表と米国代表が熱戦を繰り広げたWBC決勝戦【写真:Getty Images】

2021年の東京五輪以来、2大会ぶりの復帰

 2028年のロサンゼルス五輪で「野球・ソフトボール」が追加種目として行われることが決定した。16日に行われた総会で承認され、2021年の東京五輪以来、2大会ぶりの復帰となる。

 総会では、承認前に各国の代表団が、各競技についてプレゼンテーションを行った。米国代表団のジョン・ハーパー氏は「野球は米国の国民的娯楽として知られています。米野球殿堂博物館には『私たちは幼い頃(野球)をプレーし、大人になったら(野球)を観て、世代に(野球)愛を伝える』という名言が残されています。米国では2番目に人気のスポーツで、少年少女の中でも2番目に人気のスポーツです。野球は文化的な影響を及ぼし、誇りでもあります。時には傷ついた街を癒す役目を果たしてきました」とスピーチした。

 また、今年3月のWBC(ワールド・ベールボール・クラシック)にも触れ、「野球は米国だけでのスポーツではありません。2023年のWBCでは、150万人の視聴者を集めました。私もWBCを見る機会がありました。日本が米国を破った劇的な試合です。マイアミで行われ、5万5000人のチケットが売り切れた、忘れられない体験でした。ロサンゼルスでは、世界で最高の選手たちが最高の舞台で対決する機会を作ります」と力強く野球の魅力をアピールした。

(Full-Count編集部)

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