隠れた大当たり? ロッテ助っ人が12球団トップの数値…わずか「1.5%」に「残すべき」

ロッテのルイス・カスティーヨ【写真:荒川祐史】
ロッテのルイス・カスティーヨ【写真:荒川祐史】

ロッテの助っ人、カスティーヨは今季49投球回で与四球は3つだった

 ロッテの助っ人右腕、ルイス・カスティーヨ投手は来日1年目の今季、12登板(9先発)で3勝3敗1ホールド、防御率3.12の成績を残した。投球回数は49回と少なかったが、特筆すべきは制球力。与四球率はわずか1.5%だった。

 ドミニカ共和国出身の28歳右腕は決して1軍登板機会は多くなかったが、節目で貴重な働きを見せた。6月から先発に回り、レギュラーシーズン最後の登板だった9月27日の日本ハム戦では6回1失点の好投で3勝目。クライマックスシリーズ進出争いを演じていたチームを後押しした。

 持ち味は抜群の制球力。49回を投げて与四球は僅かに3だった。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、、与四球割合(BB%)は、40投球回以上の投手の中で12球団トップの1.5%。2位の石川雅規(ヤクルト)の2.2%に“大差”をつけている。

 その制球力はファンの間でも話題に。SNSには「コントロールが凄いな」「球数嵩まないの良いよね」「四球出さないマン」と称賛の声や、「来年も残すべき」と残留を熱望する声もあがっている。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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