過去2年で合格率6%の狭き門 99人が第1次で戦力外…今年のトライアウトはどうなる?

ヤクルト・三ツ俣大樹(左)とDeNA・西巻賢二【写真:小林靖、町田利衣】
ヤクルト・三ツ俣大樹(左)とDeNA・西巻賢二【写真:小林靖、町田利衣】

今年のトライアウトは11月15日に鎌ケ谷スタジアムで行われる

 今年の「プロ野球12球団合同トライアウト」が、11月15日にファイターズ鎌ケ谷スタジアムで開催されることが発表された。今季は第1次通告期間で99選手が戦力外になっており、多くの選手の参加も予想される。ただ、昨年の場合は“合格者”が4人。狭き門を潜り抜けられる選手は現れるか。

 49選手が参加した昨年のトライアウト。合格者は4人だった。三ツ俣大樹内野手(前中日)がヤクルト、西巻賢二内野手(前ロッテ)はDeNA、渡邊佑樹投手(前楽天)は育成でソフトバンク、上野響平内野手(前日本ハム)が育成でオリックスに渡った。

 ただ、合格したからといって活躍の扉が開かれるわけではない。三ツ俣は今季18試合で打率.143(14打数2安打)、西巻は7試合で打率.000(3打数無安打)。渡邊、上野は支配下昇格とはならなかった。

 2021年はさらに少なかった。33人が参加して、合格したのは日本ハム・古川侑利投手(現ソフトバンク)のみ。右腕は2022年は34登板と奮闘し、現役ドラフトでソフトバンクへ。今季は9登板、防御率4.50に終わっている。

 この2年間で82選手がトライして合格者は5人。合格率は僅か6%という超狭き門だ。今年のトライアウトには何人が参加して、吉報を得られるだろうか。

(Full-Count編集部)

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