亡命報道の元中日右腕に「MLB10球団以上」 テストで最速156キロ…巨額契約の可能性

自由契約選手として公示されたジャリエル・ロドリゲス【写真:荒川祐史】
自由契約選手として公示されたジャリエル・ロドリゲス【写真:荒川祐史】

元中日ロドリゲスに「メジャー10球団以上」がオファーを出すことに興味を示している

 元中日のジャリエル・ロドリゲス投手に、メジャーから熱い視線が注がれている。17日(日本時間18日)にドミニカ共和国内で行われたトライアウトに参加。全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は「メジャー10球団以上」がオファーを出すことに興味を示しているという。大型契約を結ぶ可能性もありそうだ。

 ロメロ記者によると、トライアウトでは3イニングを投げ、フォーシームは94~97マイル(約151~156キロ)を記録。カーブ、スライダーを投げ、高速スプリットは89マイル(約143キロ)をマークしたという。ロメロ記者は「球速や変化球において、またしても極限の一貫性を披露した。ロドリゲスが操るほとんど全ての球種は、平均以上の回転数だ」と伝えた。25日(同26日)にはメジャースカウトの前で再び投球するという。

 ロドリゲスは昨季は中日で56試合に登板。防御率1.15、39ホールドで最優秀中継ぎのタイトルを獲得。しかし、WBCにキューバ代表として出場した後に来日せず、キューバから亡命したとの報道も出ていた。6日には中日から自由契約となっている。

【実際の動画】最速157キロにキレキレの変化球 元中日ロドリゲスのトライアウト映像

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