戦力外“第2次通告期間”が22日開始 ハムは2人、鷹は育成6人のみ…さらなる整理は?

戦力外通告を受けた巨人・三上朋也、阪神・高山俊、日本ハム・井口和朋(左から)【写真:矢口亨、荒川祐史】
戦力外通告を受けた巨人・三上朋也、阪神・高山俊、日本ハム・井口和朋(左から)【写真:矢口亨、荒川祐史】

第2次通告期間はCS終了翌日から日本シリーズ全日程終了翌日まで

 セ・パ両リーグのクライマックスシリーズ(CS)が21日に終了し、22日からは戦力外の第2次通告期間が始まる。13日に終了した第1次期間には12球団計99選手が来季の契約を結ばない旨を伝えられたが、チーム状況を見極めながらさらなる戦力整理が行われそうだ。

 CSファイナルステージで広島に3連勝し、無傷で9年ぶりの日本シリーズ進出を決めた阪神は、第1次期間に2015年ドラフト1位で元新人王の高山俊外野手や、今季ウエスタン・リーグでセーブ王に輝いた小林慶祐投手ら6選手に通告。2年連続日本一を目指すオリックスは、現役ドラフトで加入してわずか1年の渡邉大樹外野手ら6選手が岐路に立った。

 球団別に見てみると、CSファーストステージでロッテに敗れたソフトバンクはここまで育成の6選手にしか通告しておらず、第2次期間で戦力整理が本格化することになりそうだ。日本ハムも第1次期間で戦力外となったのは、井口和朋投手と育成の姫野優也投手の2選手のみだった。

 昨年は、巨人の山口俊投手やオリックスの増井浩俊投手、DeNAの倉本寿彦内野手、ソフトバンクの秋吉亮投手ら“実力者”も第2次期間に通告を受けた。今季も各球団は苦渋の決断を下すことになる。

 なお第2次戦力外通告期間は、日本シリーズ全日程終了翌日までとなる。

(Full-Count編集部)

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