阪神では苦戦も“元韓国2冠王”が大暴れ 打率.533&OPS1.533…ドミニカで復活の兆し

元阪神のメル・ロハス・ジュニア【写真:小林靖】
元阪神のメル・ロハス・ジュニア【写真:小林靖】

ロハス・ジュニアは、5試合で打率.533、1本塁打4打点、OPS1.533の大暴れ

 元阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手が、ウインターリーグでロケットスタートを切っている。ドミニカ共和国のティグレスというチームで開幕を迎えると、5試合で15打数8安打の打率.533、1本塁打4打点、出塁率.600、長打率.933、OPS1.533とバットが止まらない状態になっている。

 元メジャーリーガーを父に持つロハスJr.は、2010年にパイレーツから3巡目(全体84位)で指名を受けたが、メジャー昇格をつかめず、2017年から韓国プロ野球のKTでプレーした。2020年には142試合に出場して打率.349、47本塁打、135打点、OPS1.097の驚異的な数字で本塁打王と打点王、シーズンMVPに輝いた。

 2021年には大きな期待を背負って阪神入りしたが、60試合で打率.217、8本塁打、OPS.663と韓国時代から大きく成績を落とした。2022年も89試合で打率.224、9本塁打、OPS.732に終わると自由契約になって退団。しかし、今季はメキシカンリーグでプレーし、66試合で11本塁打と復活の兆しを見せていた。

(Full-Count編集部)

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