終戦で内紛勃発か 最多15勝もPO登板なし…108億円右腕が憤慨「無礼が最高潮」

フィリーズのタイワン・ウォーカー【写真:ロイター】
フィリーズのタイワン・ウォーカー【写真:ロイター】

PO登板なしのウォーカー「無礼が最高潮に達している #また来年」

 ナ・リーグ優勝決定シリーズで3勝4敗で敗退したフィリーズに内紛が勃発したようだ。今季チーム最多15勝を挙げたタイワン・ウォーカー投手が自身のX(旧ツイッター)に「無礼が最高潮に達している #また来年」と投稿。“怒り”の投稿に地元メディア「NBCスポーツ・フィラデルフィア」が注目している。

 4年7200万ドル(約108億円)でフィリーズ入りしたウォーカーは、6月から7月にかけて7連勝を記録するなどチームトップの15勝をマーク。プレーオフ進出の立役者となったが、ダイヤモンドバックスとのリーグ優勝決定シリーズ第7戦までのプレーオフ13試合で登板機会はなかった。同局は「彼だけがリーグ優勝決定シリーズのロースターに登録された選手の中で、唯一1球も試合で投げなかった」と伝えた。

 夏場に調子を落とし、9月は5登板で1勝1敗、防御率5.93。これが登板なしにつながったのか。同局はウォーカーの投稿について、「何についての侮辱なのかには触れていないが、かなり怒っている選手の投稿のように感じる」と解説。ポストシーズン中にフィリーズが大量リードしている場面でも登板はなかった。「これは来季に向けて注視すべき興味深い展開だ。ウォーカーはフィリーズとの契約があと3年5400万ドル(約81億円)分が残っている」と続けた。

 本拠地で行われた第6、第7戦で、まさかの2連敗を喫しての終戦。2年連続のワールドシリーズ進出を逃した強豪チームに激震が走っている。

(Full-Count編集部)

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