2位指名は中日から、ドラ1事前公表は4球団 4年ぶり有観客…今年のドラフト会議概要

國學院大・武内夏暉、青学大・常広羽也斗、ENEOS・度会隆輝(左から)【写真:加治屋友輝、中戸川知世、編集部】
國學院大・武内夏暉、青学大・常広羽也斗、ENEOS・度会隆輝(左から)【写真:加治屋友輝、中戸川知世、編集部】

4年ぶりに有観客で実施

 いよいよ2023年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、午後4時50分から始まる。1位指名は「入札抽選」により行われ、2位の指名順は今季、セ・リーグ最下位だった中日からになる。

 2019年以降は新型コロナウイルスの影響のため、各球団が個室で指名を行っていたが、今年は4年ぶりに1つの会場に監督らが集まり、有観客で実施される。1位指名は12球団が一斉に行う入札制度方式。単独で指名できた場合はそのまま交渉権を獲得。指名が重複した場合はくじによる抽選。封筒の中に「交渉権獲得」の印が押されたカードが入っていれば、当たりとなる。外れた球団は再度指名し、重複したらまた抽選。1位が決まるまで繰り返す。

 2位以下はウエーバー順となる。今年はセ・リーグ最下位球団からの指名となり、中日、日本ハムの順でスタート。以降はヤクルト、西武、巨人、楽天、DeNA、ソフトバンク、広島、ロッテ、阪神、オリックスの順となる。3位指名はオリックス、阪神の順番となり、それを繰り返していく。

 指名人数は全球団が選択終了するか、合計120人に達したところで終了となる。終了後120人になっていない場合は希望球団によって育成選手の指名となる。昨年は9球団が事前に指名選手を公表していたが、今年は広島(青学大・常広羽也斗投手)、西武(國學院大・武内夏暉投手)、中日(ENEOS・度会隆輝外野手)、ソフトバンク(國學院大・武内夏暉投手)の4球団が公表している。

(Full-Count編集部)

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