高校通算62発“広陵のボンズ”真鍋が支配下指名漏れ U-18完全試合の沖縄尚学・東恩納も

会見場で指名を待つ広陵・真鍋慧(右)【写真:真田一平】
会見場で指名を待つ広陵・真鍋慧(右)【写真:真田一平】

真鍋はメジャー通算762本塁打を放ったバリー・ボンズに例えられる逸材

 2023年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日に開催され、支配下の全選手の指名が終了した。夏の甲子園で注目を集めた高校通算62本塁打を放った広陵の真鍋慧内野手は、支配下指名を終えた段階で名前を呼ばれなかった。4位までの指名が終わると、会見場から退出した。

 同校から高卒でプロ入りとなれば、2017年ドラフト1位で広島に指名された中村奨成捕手以来だったが、4位までに名前を呼ばれず会見場から退出した。1年夏からレギュラーを掴むと、甲子園にも3度出場。メジャー通算762本塁打を放ったバリー・ボンズに例えられ、“広陵のボンズ”とも呼ばれていた。

 また、沖縄尚学高のエースで甲子園に出場した東恩納蒼投手も支配下での指名はなかった。9月に台湾(台北)で行われた「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」では、プエルトリコとのスーパーラウンド2戦目で、5回無安打無失点でコールド勝ち。参考記録ながら完全試合を達成して注目を集めた。

(Full-Count編集部)

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