大谷翔平の前に現れた“強敵” 受賞ラッシュを阻む歴史的躍動…勃発したNo.1争い

ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

アクーニャJr.は史上初の40本塁打&70盗塁を成し遂げた

 エンゼルスの大谷翔平投手は2年ぶりのMVPが有力視されるなど、今オフも多くの表彰を受けることになりそうだ。すでにチームの最優秀選手(MVP)、米専門誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手に輝いているが、“受賞ラッシュ”を阻む強敵がいる。

 それがブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手だ。史上初の40本塁打&70盗塁という異次元の躍動で、米国の野球専門誌「ベースボール・ダイジェスト」の年間最優秀選手と、米老舗メディア「スポーティング・ニュース」の今季の最優秀選手(MVP)を受賞した。

 2021年にはこれらの賞も大谷が受賞しており、“10冠”の快挙だった。しかし2022年はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手がア・リーグMVPやハンク・アーロン賞、数々の米メディア選出の最優秀選手に輝くなど大谷の前に立ちはだかった。

 両リーグから1人だけが選ばれるMLB選手会選出のMVPは、大谷とアクーニャが両者共に最終候補に残っている。打者としては自身初の打率3割や本塁打王にも輝き、投手としても2年連続となる2桁勝利を記録した大谷。またしてもメジャーの歴史を作ったわけだが、ブレーブスの若きスーパースターがオフの“好敵手”となっている。

(Full-Count編集部)

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