3人で計1497HRの米レジェンド解説陣が大絶賛 日本で経験した“緻密な野球”

Dバックスのトーリ・ロブロ監督【写真:ロイター】
Dバックスのトーリ・ロブロ監督【写真:ロイター】

ロブロ監督は現役時代の2000年にヤクルトでプレーした経験がある

 多くのメジャーレジェンドたちが、ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督の“緻密”な野球を絶賛している。30日(日本時間31日)に本拠地で行われたレンジャーズとのワールドシリーズ第3戦に1-3で敗れたが、米放送局「FOXスポーツ」ではアレックス・ロドリゲス氏やデビッド・オルティス氏、デレク・ジーター氏のレジェンド解説者3人は戦い方を称賛した。

 ロドリゲス氏は「ダイヤモンドバックスのプレースタイルにレンジャーズは、かなりてこずっている。彼らはバント、ヒッティング、そして、やや昔ながらの野球をしている」と表現。ロブロ監督は現役時代の2000年にヤクルトでプレーし“スモールベースボール”も経験しており、日本野球も頭に入っている。

 続けてロドリゲス氏は「彼らはシーズン中84勝しかしていないが、昔ながらの野球をしていて、ポストシーズンでの13勝なら、できるチームだ」と太鼓判を押した。さらにジーター氏は「レンジャーズは本塁打で点を取るチーム。しかし、ダイヤモンドバックスは球場の屋根が閉じていようが開いていようが関係なく点を取れる」と話した。

 オルティス氏もダイヤモンドバックス打線に「三振しない。本塁打を狙っていない。ボールをインプレ?にして相手にプレッシャーをかけたいんだ」と称賛するばかりだった。

 現役時代に内野手だったロブロ監督は「今でも私は内野手の視点で試合を見てしまうし、内野手のレンズを通して試合を評価する。俊足で予測不可能なことをしてきて、広角に打ってくるチームが相手だと、内野手としては何も考えずに打球に反応できるようなリラックスした状態でいること。つまり、思うようにプレーするのが難しかった」と相手の嫌がる戦い方を明かした。

 指揮官は「(相手が)グラウンドに足を踏み入れた瞬間にプレッシャーを感じると思う。どんなチームにするか考えた時、そういう細かい部分が重要になると思っていた」と胸を張った。

(Full-Count編集部)

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