「大谷翔平を差し引くと何が残る?」メジャー25位の前評判…エ軍の“厳しい現実” 

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「ESPN」が「あまりに早すぎる2024年MLBパワーランキング」を公開

 メジャーリーグはワールドシリーズが終了し、オフシーズンに突入した。大谷翔平投手はエンゼルスからFAとなり、去就が注目されている。米スポーツ局「ESPN」が「あまりに早すぎる2024年MLBパワーランキング」を公開。エンゼルスは25位と、来季も低迷が予想されている。

 大谷が所属している状態で、チームWARは21位だったエンゼルス。「オオタニのWAR10.0を差し引くと何が残るか? (チームWARは)26位になる。なので、そのあたりにランキングした」と説明した。

 トラウトのトレードの可能性にも触れつつ「(昨季)82試合しか出場していないこと、OPSがキャリアワーストだったこと、来年8月に32歳になること、2030年まで高額契約が残っていることからして、トレードはやっぱりなさそうに感じる」と分析。「オフはオオタニと再契約できるかにかかっていることは言うまでもないが、(再契約できない場合の)代替え案がどんなものなのか、あれこれ考えてしまう」というように“大谷次第”の状況だ。

 同ランキングで1位となったのは、今季ナ・リーグ東地区で104勝を挙げて1位となったブレーブス。「アンソポロスGMはブルペンの問題に対処することは間違いなく、もしかするとベテラン先発投手も1人加えるかもしれないが、今季史上初の長打率5割をマークした打線は健在。となるとやはり最有力はブレーブスだろう」と分析した。

 また2位はレンジャーズで「リリーフ投手は補強しすぎるということはないので、オフの最優先事項はそこだろう。新クローザーとしてFAのジョシュ・ヘイダーと契約してはどうだろうか」と提言。3位はオリオールズで「エリアスGMはどのようにして投手陣を強化するだろうか」と、FA市場で先発投手陣を補強するか、層の厚い期待の若手陣と引き換えにトレードで獲得するか「攻めの一手に出るべきだ」とした。

(Full-Count編集部)

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