佐々木朗、宮城ら躍動の裏で…ドラ1ら18人が戦力外に 立ちはだかる“プロの壁”

2019年ドラフト組で“明暗”が分かれている【写真:荒川祐史】
2019年ドラフト組で“明暗”が分かれている【写真:荒川祐史】

2019年ドラフト組では今オフ、鷹のドラ1佐藤直樹ら18人が戦力外となっている

 ドラフト指名されてから4年。選手として一定の評価がなされる時期だろう。ここまでに戦力外通告を受けた2019年指名選手は18人にのぼる。ロッテ佐々木朗希投手、オリックス宮城大弥投手らが活躍する中、明暗が鮮明になっている。

 ソフトバンク1位の佐藤直樹外野手は2021年に25試合、昨季は48試合に出場。今季は41試合で打率.167、1本塁打にとどまった。3年間で打率.129、2本塁打、4盗塁だった。

 日本ハムの2位・立野和明投手は1年目に11登板で4勝も、今季は4登板で0勝1敗だった。巨人の2位・太田龍投手は1軍登板が叶わぬまま戦力外になった。

 中日の3位・岡野祐一郎投手は今季、自己最多の15試合に登板したが戦力外に。通算成績は32登板で3勝7敗、防御率7.23だった。中日では名古屋大から育成1位入団した松田亘哲投手も戦力外となった。

 ヤクルトは2位の吉田大喜投手、同3位の杉山晃基投手が戦力外に。吉田は1年目に2勝、2年目に1勝も今季は1軍登板機会なし。杉山も今季1軍登板機会がなかった。

 2019年ドラフト組は他にも中日1位・石川昂弥内野手、オリックス2位・紅林弘太郎内野手ら1軍で結果を残している選手が少なくない。4年という月日を経て明暗が分かれてしまった格好だ。

(Full-Count編集部)

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