楽天は遊撃以外壊滅、3連覇オリにも急所 ポジション別でみるパ6球団の“弱点”は?

オリックス・宗佑磨(左)と楽天・鈴木大地【写真:小林靖】
オリックス・宗佑磨(左)と楽天・鈴木大地【写真:小林靖】

楽天は遊撃以外すべてマイナス、オリックスは二塁と三塁で最下位だった

 オリックスの3連覇で幕を閉じたパ・リーグ。オフに入り、各球団は今季の課題に取り組んでいく。では、守備の弱点はどこにあるのか。リーグにおける同じ守備位置の平均的な選手が守る場合に比べて、守備でどれだけの失点を防いだかを表す「UZR」を用いて検証した。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータを参照した。

○オリックス
 首位打者に輝いた頓宮裕真捕手が、本職以外でも奮闘。一塁手の「8.2」はリーグ1位の数字だ。右翼も「8.7」で同2位の一方、二塁の「-7.7」と三塁の「-8.4」はともに最下位。3連覇の圧倒的な強さの中にも急所はあったようだ。

○ロッテ
 遊撃と左翼を除くポジションでマイナスを記録した。左翼も「0.2」とわずかなプラスだが、岡大海外野手がひとりで「6.4」を稼いでいるのが大きい。風が強いZOZOマリンを本拠地にするが、右翼の「-7.7」もリーグ最下位だった。

○ソフトバンク
 左膝の大怪我から復活した栗原陵矢外野手が主に守った三塁で、リーグ1位の「15.3」を叩き出した。打撃2冠の近藤健介外野手が守った左翼も「12.6」でトップ。一方、一塁は「-6.3」で最下位、遊撃も「-11.6」で5位と低迷する。

○楽天
 遊撃以外のポジションでマイナスと壊滅的な結果になってしまった。村林一輝内野手と山崎剛内野手の守った遊撃は、「6.8」と大きなプラスでリーグ3位。一方、左翼は「-6.6」で最下位、一塁は「-5.6」で同5位とオフの課題は多い。

○西武
 西武は2019年にメジャー挑戦して退団した秋山翔吾外野手(広島)の穴に苦しみ続けている。中堅は「-14.1」でリーグ最下位。二遊間はともにトップと他のポジションでは健闘しているだけに、長谷川信哉内野手らの成長に期待だ。

○日本ハム
 日本ハムは外野全ポジションで大幅プラス、内野全ポジションで大幅マイナスという両極端な結果になった。特に五十幡亮汰外野手と江越大賀外野手らが守った中堅は「22.1」と、12球団の全ポジションでも断トツの驚異的な数字だ。

【表】日本ハムは両極端 パ6球団のポジション別「守備指標」ランキング

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