山本由伸、ヤ軍など11球団の争奪戦か 契約は300億円規模…移籍承認で米一斉報道
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5日の日本シリーズ終了後に球団がポスティングでのMLB移籍を承認
オリックスは5日、山本由伸投手の「ポスティング」によるメジャーリーグ球団への移籍について承認したと発表した。これに対し、米メディアも一斉に反応。MLB公式サイトは「彼の獲得を目指すチームはたくさんある」とし、ヤンキースやドジャースなど最低でも8球団が興味を示していると伝えた。また、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」では、11球団が獲得に乗り出すと見ている。
山本は3年連続で沢村賞を受賞し、今季も防御率1.16、171イニングで176奪三振と驚異的な成績を残した。来季に26歳となる若さも、高評価のポイントだ。米国では、オフに近付くにつれFA選手についての報道が過熱。多くのメディアがFA選手ランキングでエンゼルス・大谷翔平投手に次ぐ2位に、山本の名前を挙げている。
MLB公式サイトが以前公開した記事では、「ジ・アスレチック」のジム・ボウデン記者は、山本の契約は7年2億1100万ドル(約317億8000万円)規模になると予想。「ニューヨーク・ポスト」のマイク・プーマ記者は、関係者の話として「スタート額は6年から7年で2億ドル前後(約301億2800万円)になる」と言及している。
同サイトによると、他にはメッツ、レッドソックス、カージナルス、ダイヤモンドバックス、タイガース、カブスの名前が挙げられている。また「トレード・ルーマーズ」では、「ヤマモトは、今オフ最も競争が激化する選手だろう」と言及されており、フィリーズ、ジャイアンツ、レンジャーズを加えた11球団の争奪戦を予想している。
(Full-Count編集部)
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