大谷翔平、MVPを後押しするリーグ最強「6.6」 “打者だけ”でライバル圧倒の衝撃数値

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「ファングラフス」算出のWARで、大谷は打者だけでMVP候補2人を上回る

 全米野球記者協会(BBWAA)が選出するメジャーリーグ各賞の最終候補3人が6日(日本時間7日)に発表され、エンゼルスからFAになった大谷翔平投手が3年連続でア・リーグ最優秀選手賞(MVP)の最終候補に入った。2年ぶり2度目の受賞を後押しする、力強いデータもある。

 ア・リーグMVPの最終候補に名を連ねたのは大谷の他に、レンジャーズのコーリー・シーガー内野手と、マーカス・セミエン内野手。米データサイト「ファングラフス」が算出したWARでは大谷がリーグ1位の6.6。セミエンが同2位の6.3、シーガーが同3位の6.1になっている。

 大谷の今季打撃成績は打率.304、44本塁打、95打点。初のア・リーグ本塁打王となった。打者の成績だけでセミエンとシーガーを上回り、10勝を挙げた投手としてのWARは2.4でトータルで9.0。2人を圧倒している。

 2021年に自身初のMVPを満票で受賞した大谷。2度目の満票受賞となれば、MLB史上初となる。圧倒的数値を残した2023年シーズン。受賞者が発表される16日(同17日)が待ち遠しい。

(Full-Count編集部)

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