巨人の高卒2年目左腕に“明暗” 代木は180万円増、石田は現状維持…喜多は20万円減

巨人・喜多隆介、代木大和、石田隼都(左から)【写真:荒川祐史、小林靖】
巨人・喜多隆介、代木大和、石田隼都(左から)【写真:荒川祐史、小林靖】

代木は4月に1軍デビュー「色々と経験をさせていただいた1年」

 巨人の代木大和投手は9日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、180万円増の年俸730万円でサインした。高卒2年目の左腕は「かなり高い評価をしていただいた。これに満足することなく、より頑張ろうという気持ちになりました」と語った。

 2021年ドラフト6位でプロ入りした代木は、4月4日のDeNA戦で1軍デビュー。13試合登板で勝ち負けつかず、防御率5.40だった。8月に左肘を手術。「今年は濃い、色々と経験をさせていただいた1年。(来季は)30試合登板を目標に掲げて取り組んでいる。今年以上の結果を残すと思ってやっていきたい」と前を向いた。

 2021年ドラフト4位の石田隼都投手は現状維持の年俸610万円で契約更改した。2021年ドラフト4位で巨人入り。2022年から2年間1軍登板なしに終わった。イースタン・リーグでは8試合登板で3勝2敗、防御率3.31をマークした。後半戦で背中を痛めて現在は回復途中。「来季は2軍の先発ローテーションで投げ続けることと、1軍で初勝利を挙げること」と目標をかげた。

 喜多隆介捕手は20万円ダウンの年俸630万円でサインした。2020年育成ドラフト2位で巨人入り。2021年8月末に支配下登録され、2022年に14試合出場したものの、今季の1軍出場はなかった。「(球団から)第3の捕手の座を狙って、そこについて欲しいと話をされました。1軍の捕手枠にしっかり入って、活躍するのもそうですし、チームから求められる選手を目指してやっていきたい」と来季への意気込みを語った。(金額は推定)

(Full-Count編集部)

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