侍ジャパン、井端監督初陣は巨人に完封負け 打線が沈黙…阿部監督に初勝利を献上

侍ジャパン・井端弘和監督【写真:荒川祐史】
侍ジャパン・井端弘和監督【写真:荒川祐史】

先発した赤星が同僚の萩尾に先制適時打を浴び、決勝点になった

 16日に開幕する「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」は10日、宮崎市で巨人と練習試合を行い、0-1で完封負けを喫した。井端弘和氏が監督に就任してから初の対外試合だったが、勝利で飾れなかった。

 侍ジャパンの先発は赤星優志投手(巨人)が務めた。初回、2回はそれぞれ打者3人に抑えたが、3回に1死から増田、菊田に連打を浴び一、二塁のピンチを作った。立岡を右飛に抑え2死一、三塁。萩尾に中前適時打を浴び先制を許した。その後は2番手の隅田知一郎投手(西武)が2回、3番手の早川隆久投手(楽天)が3回、最後は横山陸人投手(ロッテ)が1回をそれぞれ無失点の好投を披露した。

 打線は相手先発の松井から初回、2回と得点圏に走者を置きチャンスを作ったが、あと1本が出ず。2番手の堀田にも3回無失点に抑えられた。9回には2死満塁のチャンスを作ったが、門脇誠内野手(巨人)が左翼の立岡の好守にはばまれた。

 試合は特別ルールにより、後攻の巨人がリードしていても9回裏まで行われた。今オフに就任した巨人・阿部慎之助新監督にとっては、対外試合初勝利となった。

【実際の動画】内角をうまくはじき中前へ…藤原恭大が放った“井端ジャパン初安打”

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