15敗しても121億円契約? 炎上続いた右腕、米記者が衝撃予想「一攫千金を狙えそう」

ガーディアンズからFAとなったルーカス・ジオリト(写真はエンゼルス在籍時)【写真:ロイター】
ガーディアンズからFAとなったルーカス・ジオリト(写真はエンゼルス在籍時)【写真:ロイター】

今季3球団を渡り歩き8勝15敗と大きく負け越したジオリト

 今季、エンゼルスでもプレーしたルーカス・ジオリト投手(ガーディアンズFA)が大型契約を手にする可能性があると、米ニューヨーク・ポスト紙が伝えている。今季は3球団でプレーし8勝15敗、防御率4.88と低迷した右腕だが、同紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は「5000万ドル(約75億7600万円)から8000万ドル(約121億2200万円)クラス」と予想した。

 29歳のジオリトはホワイトソックス時代の2020年にノーヒットノーランを達成するなど、これまで3度の2桁勝利を挙げている。今季、トレード期限前にエンゼルスに移籍したが、1勝5敗、防御率6.89。チーム“解体”とともにウェーバーでガーディアンズに移籍した。

 今季は自責点7以上の試合が4度あったにも関わらず、ヘイマン記者は大型契約を勝ち取ると予想。今年のFA市場は先発投手陣を求めるチームが多く、「少なくともカージナルス、レッドソックス、ドジャース、エンゼルス、そしてメッツは先発投手を2人(またはそれ以上)狙っていると思われていて、あるチームは資金を全額先発ローテに使うと話している。有望な先発投手は一攫千金を狙えそうだ」と説いた。

 今オフ、先発投手では山本由伸(オリックスからポスティング)、アーロン・ノラ(フィリーズFA)、ブレイク・スネル(パドレスFA)ら有望な選手が多いが、各球団は先発陣の補強が急務。今季苦しんだ右腕は果たしてどのような契約を結ぶのだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY