エースが“戦力外”、8人が引退&退団 19年ぶりVへ支配下余裕あり…ロッテの戦力整理

ロッテ・吉井理人監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・吉井理人監督【写真:荒川祐史】

三木と江村が引退、戦力外の石川歩は育成で再契約見込み

 ロッテは今季、70勝68敗5分けで2位。吉井理人監督の下、2022年の5位から飛躍を果たした。2005年を最後に遠ざかるリーグ制覇へ向け、今後はどんな補強に乗り出していくのか。現状での支配下選手はドラフト指名の5選手を含めて65人。上限の70人までは余裕を残している。

 今季限りで江村直也捕手と三木亮内野手が現役引退。通算76勝の右腕・石川歩投手は戦力外通告を受けたが、球団は育成契約を打診する予定だ。先月下旬に右肩を手術。3桁の背番号で再スタートを切る見込みとなっている。 

 2019年オフにFA加入した福田秀平外野手も戦力外に。他には河村説人投手、佐藤奨真投手、土居豪人投手、菅野剛士外野手、西川僚祐外野手が通告を受けた。

 また、田村龍弘捕手がFA宣言をしての残留を既に発表。先月のドラフト会議では1位の上田希由翔内野手(明大)ら5人を指名した。支配下枠は残り5人となる。

 ロッテは今季開幕前に西村天裕投手を日本ハムから、シーズン途中に石川慎吾外野手を巨人からトレードで獲得。両選手ともに大きな戦力なった。今季本塁打王のグレゴリー・ポランコ外野手、最優秀中継ぎのルイス・ペルドモ投手ら助っ人の去就を含め、今後どんな動きを見せるか注目だ。

(Full-Count編集部)

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