山本由伸の“穴埋め”は? 8人戦力外&剛腕放出で補強どうなる…オリの戦力整理

オリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】
オリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】

2017年から3年連続50試合以上登板の近藤大亮がトレードで巨人へ

 オリックスは今季リーグ3連覇の偉業を成し遂げたが、阪神の前に2年連続日本一は逃した。絶対的エースの山本由伸投手は、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すことを発表しており、退団は確実。どう“穴埋め”を行っていくかが課題となるが、現在の支配下枠は64で、上限の70までやや補強の余地を残している。

 今オフは竹安大知投手、吉田凌投手、現役ドラフトで加入して1年の渡邉大樹外野手ら8人の支配下選手が戦力外となった。また2017年から3年連続50試合以上に登板した近藤大亮投手がトレードで巨人に移籍することが8日に発表された。6人いた助っ人の去就はまだ発表されていない。

 ドラフト会議では、横山聖哉内野手(上田西高)の“1本釣り”に成功。7人の支配下指名のうち、1位から4位が高校生の指名で、5位から7位は社会人投手を指名する独自路線を見せた。

 山本の退団を想定すると、これで支配下枠は64。2020年育成ドラフト3位の宇田川優希投手がWBCに出場するまでに成長を遂げ、2017年育成ドラフト2位の東晃平投手が日本シリーズで先発を果たすなど現有戦力の底上げが目覚ましいチームだが、どんな補強を行っていくのだろうか。

(Full-Count編集部)

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