大谷翔平が“最もハマる”球団は? 30年前の伝説再現に期待…浮上する西海岸の名門

エンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:ロイター】

「優勝を狙えるチームの中でオオタニが一番役に立つのはどこか」

 大谷翔平投手はエンゼルスをFAとなり、去就が注目されている。さまざまな契約先が噂されているが、米メディア「The Score」は「あと一歩でプレーオフに届く一部のチームにとってオオタニは賢明な投資」として、大谷を“最大限活用”できるチームを挙げた。

 ドジャースが有力とされる報道は、土地柄や財力、強豪であることからも「理にかなっている」という。しかし「彼がどのチームを選ぶかを当てるよりも、優勝を狙えるチームの中でオオタニが一番役に立つのはどこか、と考えてみた」という視点で、二刀流の行き先を予想した。

 条件は、パワーヒッターが必要なチーム、左打者が必要なチーム、エース級の投手が足りないチーム、本拠地要素(左打者が有利な本拠地のチーム)、あと一歩でプレーオフに進出できるチームの5つとした。

 この要素に最も当てはまるチームが、ガーディアンズ、ブルワーズ、ジャイアンツ、レッズ、タイガース。「ガーディアンズとレッズはこれまでオーナー陣が選手獲得に資金を投じてきていないので、(大谷獲得)競争からは脱落する。チームのニーズに潜在的な資金力を合わせると、オオタニを一番追い求めそうなのはジャイアンツとなる」と結論付けた。

「30年前、ジャイアンツは(当時)球界最高の左打者と記録的な契約を結び、その彼はジャイアンツを4度プレーオフに導き、(彼自身が)必見のパワーヒッター劇場となった」とバリー・ボンズの例を出し“再来”を期待した。

「カギとなる要素が資金源、地の利、実績ならば、ドジャースが有利に見える。だが2024年、そしてそれ以降のプレーオフ進出確率アップに向けて彼を最大限に活用できるチームこそが、最善を尽くして彼に売り込むべきだろう」と同メディア。もう1つの西海岸チームもまた、有力候補に挙がってくるだろうか。

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