球界屈指の左腕2人が迎えた“岐路” メジャー移籍&FA権行使せず残留…11日の去就

DeNA・今永昇太(左)と日本ハム・加藤貴之【写真:荒川祐史、小林靖】
DeNA・今永昇太(左)と日本ハム・加藤貴之【写真:荒川祐史、小林靖】

西武のボー・タカハシは残留…3年目の来季は先発へ

 11日もプロ野球界では様々な動きがあった、DeNAは公式X(旧ツイッター)で今永昇太投手の「ポスティング」によるメジャー移籍を承認したと発表した。30歳左腕は2015年ドラフト1位で入団。今季は3月のWBCで「侍ジャパン」の優勝に貢献、レギュラーシーズンでは174奪三振で初タイトルを獲得した。NPB通算64勝50敗、防御率3.18をマークしている。

 日本ハムは11日、公式X(旧ツイッター)で加藤貴之投手がFA権を行使せず残留することを表明したと発表した。今季は新球場エスコンフィールドで初の開幕投手を務めるなど、投手陣の柱として24試合に登板し7勝9敗、防御率2.87。行使すれば争奪戦が予想されていただけに、2年連続最下位からの浮上を目指すチームにとってこれ以上ない“補強”となった。

 西武はボー・タカハシ投手と来季の契約を締結したと発表した。ブラジル出身の右腕は、来日3年目となる来季は先発転向する予定。渡辺久信球団本部ゼネラルマネジャーは「しっかり結果を残してほしいです」とハッパをかけた。

 また今季限りで西武を戦力外となっていた中熊大智捕手が来季チームスタッフに就任することも発表。ファームブルペン捕手兼ファーム用具補佐を務める。「何よりも選手を第一に考えてサポートしていきたいです。これまで何一つ不自由なく過ごすことができたことに感謝して、積極的に学んでいきたいと思っています」とコメントした。

 楽天から戦力外通告を受けていた石橋良太投手は自身のインスタグラムを更新し、現役を引退することを報告した。NPB通算78登板で11勝14敗3ホールド、防御率5.11。大阪府出身だが「宮城県にきて8年、今では東北が大好きです。第二の人生も宮城県で頑張りたいと思います!」と綴った。

(Full-Count編集部)

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