メッツに来たら「人生確約」 大谷翔平がどうしても欲しい…NY放送局が掲げた“珍提案”

エンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:ロイター】

NY放送局の「SNY」が珍提案「オーナーは君にオレゴン州を買い与える」

 エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっている大谷翔平投手がどうしても欲しい……。ニューヨーク放送局「SNYメッツ」の記者たちがあらゆる手を使ってメッツに勧誘している。スティーブ・コーエンオーナーは大富豪として知られているが「ここに来てくれたら、スティーブは君にオレゴン州を買い与える」と何でもありだ。

 メッツは昨オフ、それぞれサイ・ヤング賞に3度輝いているジャスティン・バーランダーとマックス・シャーザー両投手を補強。さらにソフトバンクから千賀滉大投手を獲得した。総額5億ドル(約755億円)に迫る大補強を行ったが、チームは低迷。バーランダー、シャーザーを放出し、再建モードに入った。

 スターがいなくなったメッツ。番記者はどうしても大谷が欲しいようだ。同局の番組で司会を務めるジョン・ヘイン氏が「ショウヘイがメッツに来るべき理由を主張させてくれ」と切り出すと、最初は土地の“利”を説いた。「君が西海岸(のチーム)を希望していることは知っている。どうだと思う? 野球シーズンが行われるのは、東海岸の(天候が)いい時期だ。だからショウヘイ、心配しないでくれ。寒くなるのは君がここにいない12月、1月だから、(天候は)あまり関係ないよね」。

 これまでにも有力選手には大金を惜しまなかった。同氏は「だから(お金のことは)心配しないでくれ」「(優勝すれば)将来何を希望しようとも、人生が確約される」と続けた。さらに、ニューヨークの有名スポットや食事も紹介。「ウォール・ストリートがある。ブロードウェイもある。世界でどこよりも美味いピザだってある」。過去に大谷はニューヨークの街に「1回も出たことがない」と話していたので、どこまで響くかは疑問だが……。

 いずれにせよ大谷の獲得はメッツの番記者にとっても一番の話題。「メッツでは好きなことができる。全ては君次第だ。君は二刀流で活躍したベーブ・ルースという名前を聞いたことがあるかもしれない。シティ・フィールドでは、それができる」。さらに「ショウヘイ、メッツに来るんだ! 全てが上手く行くから、君はその決断を後悔しないだろう。そして、オレゴン州もあげる。ワシントン州でもいい」と大谷へ愛のメッセージを送った。

(Full-Count編集部)

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