井端ジャパンが対外試合初勝利 阪神・森下が躍動…チーム初アーチ&ダメ押し適時打

侍ジャパン・井端弘和監督【写真:荒川祐史】
侍ジャパン・井端弘和監督【写真:荒川祐史】

2点を6回にソロHR、7回にリードを広げる左前適時打

 野球日本代表「侍ジャパン」は12日、宮崎市で広島と練習試合を行い、6-3で逆転勝利を収めた。井端弘和氏が監督に就任してから対外試合2戦目で初勝利。16日に開幕する「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」に向けて弾みをつけた。

 侍ジャパンは2回2死三塁で坂倉将吾捕手(広島)の適時内野安打で先制した。しかし、先発の今井達也投手(西武)が3回、矢野に左前適時打を浴びて追いつかれる。

 4回には及川雅貴投手(阪神)が二俣に適時二塁打を許して逆転された。5回には根本悠楓投手(日本ハム)が中村貴にソロを浴びて2点差となった。

 それでも侍ジャパンは6回に「3番・左翼」で出場した森下翔太外野手(阪神)のソロで1点差に。さらに万波中正外野手(日本ハム)の左前適時打で追いつき、坂倉の右前適時で逆転した。

 続く7回にも森下は左前適時打を放った。日本シリーズで7打点をマークした23歳は勢いそのままに侍ジャパンでも躍動。リードを2点に広げる貴重な1本を放った。8回には暴投で1点を加えた。試合は特別ルールで、侍ジャパンの9回裏の攻撃まで行われた。

 井端ジャパンは“初陣”となった10日の巨人戦で0-1敗戦。黒星発進となったが、この日は中盤以降打線がつながった。16日に開幕の大舞台に向け、態勢を整えた。

(Full-Count編集部)

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