日本ハム期待の“4割打者”が無念の退団 新星楽天は超フレッシュ布陣に…13日の去就

日本ハム・王柏融(左)と楽天・今江敏晃新監督【写真:荒川祐史、小林靖】
日本ハム・王柏融(左)と楽天・今江敏晃新監督【写真:荒川祐史、小林靖】

バウアーと過ごした1年に今永「自分のキャリアとしてはものすごくいい1年間」

 日本ハムは13日、王柏融外野手の退団が決まったことを発表した。台湾プロ野球(CPBL)では2年連続で打率4割、3冠王を達成して、2019年に鳴り物入りで日本ハムに入団した。しかし、日本での挑戦は厳しく、在籍5年で通算270試合、15本塁打97打点。打率は.235と期待通りの活躍とはいかなかった。

 同日には自身のインスタグラムも更新し、「最終的に、私は日本を離れ、次なるキャリアの機会を求めることを決断しました。球団が私の選択を理解し尊重してくれたことに感謝しています」と投稿して、球団とファンに感謝を述べた。

 ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を目指すDeNA・今永昇太投手が、横浜スタジアム内で会見を開き、米挑戦への意気込みを語った。侍ジャパンに招集されて世界と戦うことで、新たな挑戦への意識が芽生えたといい、「だんだん米国の野球がどういう野球なのか、そういった思いが出てきました」と話した。

 今季は2020年にサイ・ヤング賞を獲得したトレバー・バウアー投手とも一緒にプレーした。「身近でトッププレーヤーの方が練習していたというのは、色々なアドバイスもいただきましたし、マインドもスキルも身近で見られたので自分のキャリアとしてはものすごくいい1年間をバウアーとともに過ごさせてもらったかなと思います」とうなずいた。

 今江敏晃新監督の下で巻き返しを図る楽天は、来季のコーチングスタッフを発表した。今季限りで現役を引退した横尾俊建氏が2軍打撃コーチ、奥村展征氏が2軍内野守備走塁コーチに就任する。今江監督をはじめ、1軍首脳陣は全員が30代から40代とフレッシュな陣容となった。

(Full-Count編集部)

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