現役ドラフトで移籍、3人引退、ドラ7が覚醒も 立場“激変”…楽天2015年入団組の今

楽天・石橋良太、茂木栄五郎、巨人・オコエ瑠偉(左から)【写真:荒川祐史、矢口亨】
楽天・石橋良太、茂木栄五郎、巨人・オコエ瑠偉(左から)【写真:荒川祐史、矢口亨】

石橋は戦力外通告を受け、自身のインスタグラムで現役引退を報告

 楽天から戦力外通告を受けた石橋良太投手は、自身のインスタグラムで現役引退を報告した。2015年ドラフト5位でホンダから入団し、NPB通算78登板で11勝14敗3ホールド、防御率5.11。プロ8年間でユニホームを脱ぐ。ここでは石橋の“同期”となる楽天の2015年ドラフト組の現在地をみていく。

 1位のオコエ瑠偉外野手は、7年間でレギュラーに定着できず、昨オフに初めて開催された現役ドラフトで巨人へ移籍。今季は41試合の出場で打率.235、2本塁打、6打点といまだ期待に応えられていない。2位の吉持亮汰内野手は2018年限りで戦力外となり育成契約に。その後も支配下復帰は叶わず、2022年限りで退団した。

 3位の茂木栄五郎内野手は、新人時代から主力として活躍したが、今季はキャリアワーストとなる8試合に出場で打率.083という苦しいシーズンとなった。4位の堀内謙伍捕手は、2019年には65試合に出場するも出場を減らし、今季は3試合にとどまった。

 6位の足立祐一捕手は2021年限りで戦力外通告を受けて現役を引退。アマスカウトに転身した。7位の村林一輝内野手は飛躍のシーズンとなった。キャリアハイの98試合出場で打率.256、2本塁打、32打点、11盗塁。遊撃を中心に捕手を除く内野全ポジションを守り、遊撃での守備全般の貢献を示す指標「UZR」は西武・源田の8.6に迫る7.7。26歳は来季、さらなる活躍が期待される。

(Full-Count編集部)

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