一発勝負で残せなかった結果 3者連続四球、まさかの途中交代も…トライアウトの明暗

日本ハム・姫野優也(左)とDeNA・笠原祥太郎【写真:町田利衣、荒川祐史】
日本ハム・姫野優也(左)とDeNA・笠原祥太郎【写真:町田利衣、荒川祐史】

一発勝負のトライアウト…投手は打者3人、野手は7打席

「プロ野球12球団合同トライアウト」が15日、鎌ケ谷スタジアムで行われた。選手にとっては、1日だけの一発勝負。結果を残した選手もいれば、実力を発揮できずアピールできなかった選手もいる。

 投手は、打者3人との勝負となる。DeNAを戦力外となった笠原祥太郎投手は、先頭に四球を与えると、1人を打ち取ったあと、元ヤクルトの中山に左翼スタンドへの一発を許し、唯一の2失点という結果となった。元ヤクルトの鈴木裕太投手、元西武の中塚駿太投手は、ともに2安打を浴びた。

 日本ハムを戦力外となった姫野優也投手は、150キロを超える直球を投じるも、制球が定まらず3者連続四球で登板を終えた。立野和明投手も、2者連続四球と制球に苦しんだ。

 打者には最大で7打席が与えられた。元阪神の高山俊外野手が2安打、元オリックスの園部佳太内野手が3安打を放つなどアピールした一方、中川拓真捕手は4打数無安打3三振3四球、2021年までオリックスでプレーした佐藤優悟外野手も7打数無安打3三振だった。

 元ヤクルトの松井聖捕手も5打数無安打3三振(2四球)、元ソフトバンクの早真之介外野手は、第1打席で高橋純から受けた死球の影響で、5打席を終えて途中交代。4打数無安打2三振1死球と、悔しい結果となった。

 例年はトライアウト終了後、1週間前後で連絡が届くとされるが、今年はどのような結果となるだろうか。

(Full-Count編集部)

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