中日右腕、中田翔を“大歓迎”「兄貴的な存在が」 3年契約破棄に衝撃「凄すぎます」

東京ドームで調整を行った侍ジャパン・清水達也【写真:荒川祐史】
東京ドームで調整を行った侍ジャパン・清水達也【写真:荒川祐史】

侍J清水達也は中田翔の複数年契約破棄に驚き「2年を残していて……。凄すぎます」

 巨人は15日、中田翔内野手が自由契約になると発表した。今季が3年契約の1年目だったが、契約を途中で破棄できる権利を持っていた。通算303本塁打を誇るスラッガーの決断には、秋広優人内野手ら巨人の同僚だけでなく、野球日本代表「侍ジャパン」の選手たちも驚きを隠そうとしなかった。

 中日のリリーバー、清水達也は「かなりビックリしました。3年契約はまだ残っていたんですか? 2年を残していて……。凄すぎます」と衝撃を受けた様子。年俸3億円を捨ててでも試合に出たい――。プロ野球選手として高みを目指す姿に感銘を受けたようで、「今の自分に満足していない意思の表れなのかなと。すごく感じますね」と語った。

 今季、中田とは4打席で対戦。3打数1安打、1三振1四球だった。清水は「名前だけで嫌な打者です。頼れる兄貴的な存在が、中日にはあんまりいないので。大将的な存在がいて欲しいです」と、中日入りを歓迎した。

 大阪桐蔭高の後輩に当たるロッテ・藤原恭大外野手も反応。「すごいなと思います」と絶句した。34歳の決断に、ヤング侍たちは衝撃を受けていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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