“崖っぷち”でアピールした巨人勢 2度目挑戦で3人斬り、190cm右腕は衝撃の3連続K 

巨人・太田龍(左)と、田中豊樹【写真:編集部、小林靖】
巨人・太田龍(左)と、田中豊樹【写真:編集部、小林靖】

元巨人選手はトライアウトに8人が参加した

 15日に行われた「プロ野球12球団合同トライアウト」(鎌ケ谷スタジアム)には計59選手が参加した。元巨人選手も8人が参加。NPBで実績のある田中豊樹投手や2019年ドラ2右腕・太田龍投手らがアピールした。

 カウント1-1からの設定で行われたシート打撃で、田中豊は打者3人を遊飛、二ゴロ、三ゴロに打ち取った。日本ハムから戦力外通告を受けた2019年にトライアウトに参加し、巨人と育成契約。巨人在籍4年で85試合に登板した29歳は4年ぶりの舞台でアピールした。

 190センチの長身右腕、太田はフォークが冴え、打者3人を全て空振り三振に仕留めた。2019年ドラフト2位で入団した25歳右腕は1年目に2軍で最多勝に輝くも、1軍登板機会がなくこのオフに戦力外になった。この日の好投が“朗報”をもたらすか。

 左腕・山本一輝投手も存在感を放った。2三振を奪い、2016年に新人王に輝いた元阪神・高山俊外野手を遊ゴロに打ち取った。25歳は2020年ドラフト6位で巨人に入団。2022年に1軍で2登板も今季は育成だった。

 野手では2020年まで巨人でプレーした折下光輝内野手も参加。元西武の中塚駿太投手から左越え本塁打を放った。23歳は2017年育成ドラフト7位で巨人に入団。2020年オフに戦力外となり、現在は関西独立リーグ・堺シュライクスでプレーしている。

 元巨人勢では他には坂本工宜投手、高田竜星投手、阿部剣友投手、保科広一外野手が参加した。これらの選手に朗報は届くか。

(Full-Count編集部)

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