井端J、台湾相手に白星発進 16人連続アウトで冷や汗も…森下決勝ソロ&5投手ゼロ封

先制アーチを放った侍ジャパン・森下翔太【写真:荒川祐史】
先制アーチを放った侍ジャパン・森下翔太【写真:荒川祐史】

6回1死までグーリンに無安打無得点に抑え込まれるも…7回に森下が決勝ソロ

 野球日本代表「侍ジャパン」は16日、「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」(東京ドーム)でチャイニーズ・タイペイを4-0で下した。0-0の7回に阪神・森下翔太外野手(阪神)が決勝ソロ。井端弘和監督の初陣を勝利で飾った。

 侍ジャパンは相手右腕グーリンに苦戦。初回から6回1死まで無安打無四球に抑え込まれた。門脇誠内野手(巨人)が右中間二塁打でチーム初出塁したが、後続が続かず、6回も無得点だった。7回に先頭小園海斗内野手(広島)がチーム2本目の安打。盗塁死に倒れたが、続く森下が左翼席に叩き込んだ。

 さらに9回には1死から3連打でチャンスを作り、万波中正外野手(日本ハム)の遊ゴロの間に2点目を挙げると、坂倉将吾捕手(広島)、門脇の連続適時打で点差を4点に広げた。

 投げては先発の赤星優志投手(巨人)が4回と2/3を投げ、3安打3奪三振無失点。2番手・及川雅貴投手(阪神)がワンポイントでピンチをしのぐと、3番手・根本悠楓投手(日本ハム)、4番手・桐敷拓馬投手(阪神)、最終回は田口麗斗投手(ヤクルト)が締めて、無失点リレーを見せた。

 今大会はオーバーエイジ枠を除き、24歳以下もしくはプロ入り3年目の選手で構成。侍ジャパン、チャイニーズ・タイペイ、韓国、豪州の4つの地域と国で総当たりを行い、上位2チームによる決勝戦が行われる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY