たった1年で“大谷翔平愛”心変わり マネーゲーム撤退も…球団が抱える巨大なリスク
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マリナーズ番「現実的な課題にオオタニ獲得が入っているとは思えない」
エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手の大争奪戦について、MLB公式のマリナーズ番ダニエル・クレーマー記者はマリナーズが撤退した可能性を報じた。金銭面などその要因も分析している。
FAから2週間ほどが経過したが、大谷周辺には大きな動きは起きていない。球界関係者の間では、最有力候補がドジャース、金銭的な面ではメッツとジャイアンツが攻めたオファーを出す可能性があり、レンジャーズは世界一に輝いたことが強みとなる可能性があるという。そして「球界関係者に今週聞いた話によると、マリナーズの検討すべき現実的な課題の中に、オオタニ獲得が入っているとは思えないとのことだ」と明かした。
この情報は「1年ほど前の球団の考えから移行していることを明らかにしている」。当時は大谷のFAを待ち望んでいるだけでなく、大谷がFAとなった際には「積極的に努力を重ねる意向であると考えられていた」のだった。
しかしそれが変わったのにはいくつかの要因がある。かかるコストの大きさ、2024年を迎えるにあたってのマリナーズの予算の状況、大谷が他球団を好んでいるかもしれないこと、複数の需要(改善点)がある中で選手1人に今オフの大半(もしくは全て)の資金を割り当てるのは考えの範疇ではないということだ。
今夏にマリナーズの本拠地で行われた球宴では、大谷が打席に入った際に「カム・トゥ・シアトル」の大合唱が起きた。ファンが待ち望んでいることは明確だったが、シアトル行きの可能性は残っていないのだろうか。
(Full-Count編集部)
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