「0.75」の無双…巨人22歳の覚醒にOB期待 来季の活躍に太鼓判「コツ分かってきた」

巨人・井上温大【写真:矢口亨】
巨人・井上温大【写真:矢口亨】

巨人OB・高橋尚成氏が4年目を終えた井上温大に期待

 巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。巨人の投手陣について解説し、来季期待の投手に、22歳の左腕・井上温大投手の名前をあげた。

 井上は2019年ドラフト4位で前橋商から入団。高橋氏は「温大あたりの若い投手が出てこないと、投手陣の活性化にならない。僕は1番期待しているんですけどね」と語る。

 4年目の今季は2軍で11試合に登板(10先発)し、7勝0敗、防御率0.75、WHIP0.65と無双状態だった。しかし1軍では、4回先発していずれも5回を投げ切れず降板となっている。

 高橋氏は「1軍で投げている姿を何回か見ましたけど、1軍のバッターを抑えるコツをなんとなくまだ分かっていないのかなというのがある。全部が全部一生懸命投げている印象だった。2軍でそれだけの成績が出るということは、ある程度抑えるコツを徐々にわかってきた感じがすると思うんですよね。(来季は)そこを上手く使いながら、自信を持たせながら、阿部監督だったり、内海、杉内コーチが上手く引き出してくれるんじゃないかなと思いますけどね」と語った。

 同じ若手では横川凱投手も先発として期待がかかる。「横川、井上がローテーションに入れば、これは大きいですよ。ジャイアンツが強い時って、ローテーションの左ピッチャーがキーポイントになったりしてるんですよ」。今季は、赤星優志投手が後半絶好調。山崎伊織投手が初の2桁勝利をマークするなど若手右腕が台頭した。来季は左腕が覚醒するシーズンとなるだろうか。

【動画】2軍で無双の左腕に“太鼓判” 高橋尚成氏が語る来季期待の投手

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