藤浪晋太郎、争奪戦も納得の衝撃数値「98.4」 1年目から証明した“真の実力”
フォーシーム平均球速ランキングで約158.3キロをマーク
オリオールズからFAとなった藤浪晋太郎投手の持ち味はやはり、威力抜群の速球だ。MLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」によると、投球の計測が可能な2008年以降のフォーシーム平均球速ランキング(通算)で、藤浪は500球以上投げた投手では歴代11位に相当する平均球速98.4マイル(約158.3キロ)をマークした。
1位はツインズのヨハン・デュランで101.3マイル(約161.1キロ)、2位はマリナーズのアンドレス・ムニョスで99.8マイル(約159.8キロ)、3位はオリオールズのフェリックス・バティスタで99.8マイル(約159.8キロ)だった。藤浪の98.4マイル(約158.3キロ)は日本選手では最速だ。
藤浪はメジャー初登板は先発だったが、5試合目から救援に配置転換。以降は平均98.7マイル(約158.8キロ)と微増だった。
代理人を務めるスコット・ボラス氏はGM会議で取材に応じた際に「獲得に興味を示しているチームが多い」と話しており、争奪戦も見込まれる。メジャー1年目で64試合に登板して防御率7.18ながら、その去就は注目を集めている。
(Full-Count編集部)