打率.143、わずか7安打の内野手にも…1票選手は5人 新人王の記者投票、内訳は?

広島・韮澤雄也、巨人・門脇誠、阪神・桐敷拓馬(左から)【写真:矢口亨、中戸川知世】
広島・韮澤雄也、巨人・門脇誠、阪神・桐敷拓馬(左から)【写真:矢口亨、中戸川知世】

阪神・村上、オリ・山下ともに投票率90%以上と圧倒

 日本野球機構(NPB)は28日、今季の最優秀新人賞を「NPBアワード2023 supported by リポビタンD」で発表した。セが阪神・村上頌樹投手、パはオリックス・山下舜平大投手が受賞したが、ともに満票ではなかった。ここでは記者投票の内訳をみてみる。

 投票権を持つのは、新聞社、通信社、放送局のプロ野球記者で取材歴5年以上のキャリアを持つ者と定められている。今季の有効投票数はセ・リーグが306、パ・リーグは267。村上が投票数285、投票率93.1%、山下が投票数241、投票率90.3%と2位に大差をつけて受賞した。

 セでは続いて、阪神・森下翔太外野手に10票、巨人・秋広優人内野手に6票が入った。パでは楽天のルーキー・渡辺翔太投手に20票、WBCにも出場したオリックス・宇田川優希投手には4票が入った。

 1票のみ受賞した選手はセでは阪神・桐敷拓馬投手、広島・韮澤雄也内野手、巨人・門脇誠内野手の3人。パではオリックス・茶野篤政外野手、ロッテ・中森俊介投手の2人で計5人だった。韮澤は昨季の7試合から今季45試合とブレークしたが、打率.140、7安打、0本塁打、3打点だった。中森も1軍デビューし、13試合で防御率3.54と飛躍に期待がかかるシーズンとなった。

(Full-Count編集部)

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