鷹・板東湧梧が要望「筑後への通勤キツい」 リハビリ中は自腹で宿泊施設を利用
「1年間、納得のいくような投球ができなかったんですけど…」
ソフトバンクの板東湧梧投手が29日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、600万円増の年俸4000万円(金額は推定)で来季の契約にサインした。「1年間、中継ぎも先発もやって我慢してやってくれたという評価していただきました。1年間、納得のいくような投球ができなかったんですけど、評価してもらえたのは嬉しかった」と振り返った。
今季は先発で11試合、中継ぎで19試合と計30試合に登板。5勝をマークし、防御率3.04をマークした。役割を問わず、ユーティリティな役割を果たした点が球団から評価されてアップとなった。
交渉の席では球団に要望も出した。秋のキャンプは縦割りで実施し、2週間超、筑後のファーム施設で練習に励んだ。板東は近隣で宿泊しながらキャンプを送っていたものの、「筑後への通勤がキツいのと、宿泊施設の改善をお願いしました。リハビリで通っている時も本当にしんどくて、死んでしまいそうで。その時も宿泊施設を自分で取って泊まっていたんで」とお願いしていた。
(Full-Count編集部)