難病と闘うオリ安達が兼任コーチ就任へ 来季36歳…1年でも長い現役生活へ球団の配慮も
36歳の来季は兼任コーチへ…1軍に帯同予定「選手メーンで」
オリックスの安達了一内野手が29日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、1500万円減の5500万円でサインした。会見の途中では「来季は兼任コーチとしてという話をいただいてます」と打ち明け、兼任コーチ就任も承諾したと明かした。(金額は推定)
中嶋監督も日本ハム在籍時代に兼任コーチを歴任。安達は役割について、選手の部分がメインだと話した上で「(中嶋監督が)兼任で9年やっていたと聞いたので、負けないように頑張ります」と1年でも長い現役生活を誓った。
球団から「伝えられた時は『どうしよう』と思ったんですけど、選手がメーンでということを言われているので、しっかり頑張っていきたい」と力込めると「自分の体調面を考慮してもらった上の兼任コーチというのもある。1年間、1軍に帯同した上での兼任ということです」と説明。2016年に患った潰瘍性大腸炎(日本の厚生労働省が指定する難病)と現在も闘っており、安達のコンディションを考慮しての兼任コーチ就任となる方向だ。
(真柴健 / Ken Mashiba)