メジャー8年間で未勝利…苦悩の28歳が韓国へ NPB経由で期待される“逆輸入ドリーム”
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28歳の右腕ダガーは8年間で1勝もできずKBOと契約
右腕ロバート・ダガー投手は今オフ、韓国プロ野球「KBO」のSSGランダーズと1年契約を結んだと韓国メディア「OSEN」が報じた。2016年のMLBドラフト18巡目でマリナーズと契約した右腕は28歳の今季もメジャー未勝利に終わった。しかし、米メディアはこのアジア進出が、メジャー復帰の契機になる可能性もあるとみる。
ダガーは今季、レッズ傘下でプレー。メジャーでは通算27試合に登板しているが、0勝7敗、防御率7.17に終わった。平均が90.9マイル(約146.3キロ)、シンカーは90.1マイル(約145キロ)とそこまで速くないが、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のスティーブ・アダムス氏は「または最終的にはメジャーリーグへの復帰の道を開く手助けとなるかもしれない」と言及した。
アダムス氏はアジア進出することで「キャリアで最大の保証給与を確保する機会を享受」と言及。ランダースで活躍すれば「7桁(100万ドル/約1億4700万円)かそれに匹敵する金額で再契約する立場」を得られるだけでなく、「日本のNPBから関心が寄せられる可能性がある」と話した。
韓国を経由した選手では、ダイヤモンドバックスで今季12勝(8敗)を挙げたメリル・ケリー投手らが“逆輸入”で復活した。ダガーは再びアメリカンドリームをつかむことができるだろうか。
(Full-Count編集部)
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