新人王のオリ山下、471%増の4000万円で更改 「欲しかった」背番号11に変更

契約更改交渉に臨んだオリックス・山下舜平大【写真:真柴健】
契約更改交渉に臨んだオリックス・山下舜平大【写真:真柴健】

育成出身で今季6勝の東は3倍増の2400万円で更改…背番号は「12」に

 今季9勝を挙げパ・リーグ新人王を獲得したオリックスの山下舜平大投手が3日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸700万円から3300万円アップとなる4000万円でサインした(金額は推定)。約471%増の大幅昇給に「評価して頂いてますし、もっともっと頑張ろうと思いました」と表情を引き締めた。

 高卒3年目の今季は開幕戦でプロ初登板初先発を果たすなど、16試合に登板して9勝3敗、防御率1.61の成績を残した。活躍が認められ、来季から背番号を「11」に変更。会見では「新しい背番号を頂きました。欲しかった背番号でもあります。かっこいいですし、ピッチャーっぽい番号なので欲しかったです」と笑顔を見せた。

 大幅昇給した年俸で「シーズン中だったので買えなかった母や兄の誕生日プレゼントを買いたいと微笑む21歳。「(今季は)中10日頂いて、最後に離脱してしまった。来年は(山崎)福也さんも(山本)由伸さんもいないので、中6日で回ってチームの優勝に貢献すると(球団と)約束しました」と力強い。

 また、今季6勝をマークした東晃平投手も契約更改交渉に臨み、今季年俸800万円から約3倍増となる2400万円で判を押した。東の背番号変更も発表され、今季まで山下がつけた「12」を引き継ぐことに決まった。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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