オリ頓宮、決意の新ポーズ宣言 寒空でも熱気…3連覇余波でテーマパークに約3000人

イベントに参加したオリックス・頓宮裕真【写真:北野正樹】
イベントに参加したオリックス・頓宮裕真【写真:北野正樹】

オリックス・頓宮裕真、笑顔で「気持ち良くなってやりました」

 チームの「顔」としての自覚だろう。今季、パ・リーグ首位打者のタイトルを獲得し、リーグ3連覇に導いたオリックスの頓宮裕真捕手が3日、「ひらパー」の愛称で親しまれる「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)で開かれた「ひらパーでやっちゃいます! オリックススペシャルイベント」に参加した。

 3連覇の効果もあって? およそ3000人が集ったオフのイベント。今季6勝無敗、防御率2.06の東晃平投手、ウエスタン・リーグで首位打者、最高出塁率の2冠に輝いた高卒2年目の池田陵真外野手、地元・枚方市で生まれ育ち今も住む山足達也内野手とともにマイクを持ち、頓宮がテーマパークを盛り上げた。

 決意の「ほいさー」宣言だった。本塁打を放った際にベンチ前で言い放つ「ほいさー」は、今となっては頓宮の代名詞になりつつある。今季は16本塁打を放ったが、来季はアーチを描く度に「ほいさーポーズ」をスタンドのファンに向かって行うことを宣言した。

 イベントの途中ではオリックス好きで知られる松竹芸能所属のお笑い芸人「ブルーウェーブ」や「コンチェルト」、「シンバルモンキー」から、日本シリーズ第7戦(京セラドーム)の9回2死から放ったシリーズ3号について言及された。

 普段は中継のテレビカメラに向かって行う「ほいさー」を、この時ばかりは右翼スタンドに向かって披露し、ファンの声援に応えた。このシーンを問われると頓宮は「その前の試合でテレビカメラにした時、スタンドのみなさんが一緒にやってくれたので、気持ち良くなってやりました」と説明。さらに「来年からスタンドに向かってやりたい。球場を盛り上げることができればいいですね」と集ったファンに約束した。

頓宮の「ほいさー」は“ラオウ”の「昇天ポーズ」に続けるか

 チームでは“ラオウ”こと杉本裕太郎外野手が本塁打を放った際、ベンチ前からスタンドに向けて右拳を突き上げる「昇天ポーズ」が親しまれているが、来季は「ほいさー」もファンと心を一つにするポーズの仲間入りをすることになる。

 この日、野外ステージには朝早くからファンが集まり、通路まで埋め尽くした。ひらかたパークの広報担当者によると「ヒーローショーでも(集うのは)1500人から2000人」と言うのだから、寒風が舞うイベントに約3000人のファンが詰めかけたのは、3連覇効果に違いない。

 地元・枚方市出身で来季7年目を迎える山足が「僕らが入団した時には、シーズン終盤になればお客さんが少なくなっていたのですが、今は終盤戦になるほど入って頂ける。今の選手は本当に幸せだと思う」と故郷に錦を飾り、感慨深げ。見据える4連覇へ、静かに闘志を燃やした。

(北野正樹 / Masaki Kitano)

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