新人王、最高勝率、2軍セーブ王…戦力外の実績組が続々 新潟BCに集まる元NPB戦士たち

元広島・薮田和樹、元阪神・高山俊、元巨人・三上朋也(左から)【写真:荒川祐史、矢口亨】
元広島・薮田和樹、元阪神・高山俊、元巨人・三上朋也(左から)【写真:荒川祐史、矢口亨】

新潟BCは来季からイースタン・リーグに参入する

 2024年シーズンからNPB2軍に参入するオイシックス新潟アルビレックスBCは5日、今オフに阪神から戦力外通告を受けた高山俊外野手の入団が内定したと発表した。元NPB戦士の加入はこれで6人目。来季へ着々と態勢を整えている。

 高山は明大で東京六大学最多の131安打をマークして、2015年ドラフト1位で阪神へ。2016年に新人王に輝いたヒットメーカーだ。先月15日の12球団合同トライアウトでも2安打を放ち、健在ぶりを示した。

 広島から戦力外となった薮田和樹投手は2017年に15勝をマークして最高勝率のタイトルを獲得。野球日本代表「侍ジャパン」にも選出された。

 34歳の三上朋也投手(前巨人)は通算368登板で121ホールドをマークした。小林慶祐投手(前阪神)は今季2軍で16セーブをマークしてタイトルを獲得している。他にも巨人、DeNAで計286試合に出場した田中俊太内野手らの入団も決まった。

 新潟アルビレックスBCは2006年に設立され、2007年に創設された独立リーグ「BCリーグ」(現ルートインBCリーグ)に参加。これまでにDeNA・知野直人内野手(2018年ドラフト6位)ら7選手をNPBに輩出している。来季の2軍参入を受け、続々と元NPB選手の入団が決定しており、今後もその動向に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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