ヤクルトの救世主へ…育成23歳が衝撃の「0.75」 異国修行で漂う“覚醒気配”

ヤクルト・沼田翔平が「アジアウインターベースボールリーグ」で防御率トップの活躍を見せている
ヤクルト・沼田翔平が「アジアウインターベースボールリーグ」で防御率トップの活躍を見せている

ヤクルト沼田は今季2軍で19試合に登板して1勝8敗、防御率5.13

 ヤクルトの育成右腕・沼田翔平投手が台湾の地で躍動している。「アジアウインターベースボールリーグ」に「NPB RED」の一員として参戦。2試合に先発して防御率0.75の安定感で防御率トップに立っている。

 台湾初登板となったのは11月28日だった。台鋼ホークス戦に先発して5回5安打2失点(自責1)、5奪三振。5日にはCPBL戦で7回93球を投げて2安打無失点、7三振を奪いヒーローとなった。

 沼田は2018年育成ドラフト3位で巨人に入団。2020年に支配下となりデビューを果たした。2021年まで1軍で計7試合に登板も防御率9.45で、同年限りで自由契約となり再び育成に。2022年限りで戦力外通告を受け、育成でヤクルトに入団した。

 新天地1年目の今季は支配下をつかむことはできず、イースタン・リーグで19試合に登板(13先発)して1勝8敗、防御率5.13だった。チームは今季、チーム防御率12球団ワーストの3.66で、3連覇を逃すどころか5位に終わった。V奪回へ、武者修行に励む23歳が貴重な戦力に躍り出るかもしれない。

(Full-Count編集部)

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